脱毛は難しい?ケロイド体質の脱毛

脱毛を始める前の不安として大きい心配事の一つって、肌へのダメージだと思います。
中でもケロイド体質の方はそもそも脱毛できるのかという疑問がありますよね。
実際、残念なことにケロイド体質だと脱毛を断られてしまうこともあるようです…
でも毛のないツルツルの肌には憧れるし、お洒落だって楽しみたいし、このままずっと自己処理を続けていくのはつらい。
理想の自分に近づける脱毛を諦めたくないですよね!
今回は、ケロイド体質でも脱毛はできるのか、ケロイド体質について、などご紹介したいと思います。
始める前にいろいろと心配事が多くなる脱毛ですが、こちらには私の脱毛体験を書いています! クリニックや脱毛方法選び、恥ずかしい毛深い悩みエピソードなどなど全暴露。
ぜひ参考にしてくださいね!
↓
私のVIO・顔含む全身脱毛体験談
目次
ケロイド体質でも脱毛はできる?
脱毛サロンや脱毛クリニックでカウンセリングをすると、ケロイド体質であるのかの確認があります。
ケロイド体質である場合、フラッシュやレーザーの刺激で皮膚に炎症を起こしたり、毛穴が盛り上がってケロイドを起こしてしまうリスクがあるため脱毛を断られてしまうケースが多いです。
それではもう脱毛を諦めるしかないのでしょうか?
医療脱毛ならできる場合もある
お肌がデリケートな方は、出力が弱くて刺激が少ないサロン脱毛の方がいいのでは?とお考えの方もあると思います。
ですがほとんどの脱毛サロンではケロイド体質の方は脱毛することはできません。
ケロイド体質の方が脱毛をすると、皮膚が炎症を起こしたりなどのトラブルを起こしてしまうことがあります。
脱毛サロンは医療機関ではないので、このようなトラブルがあった場合対処することができません。
そのため施術を断られてしまうというわけです。。
でも諦めないで下さい!
医療機関である美容皮膚科であったり、脱毛専門のクリニックであればケロイド体質の方でも受け入れてくれる場合もあります。
皮膚の状態を見ながらケロイド治療も行ったり、ケロイドになっている部分を避けながらレーザーを当てたりなど、医療機関ならではの脱毛法方を提案してくれるのです。
しかしクリニックであればどこでも受け入れてくれると言うわけでもなく、CMや広告で見かける有名なクリニックでも断られてしまうこともあるので、色々なクリニックで相談して確認しましょう。
ケロイド体質について
ケロイドは、体にできた傷が治る過程で原因不明の炎症が起き続け、その部分が最初にできた傷より大きくなってミミズ腫れのように赤く盛り上がったりしてかゆみ・痛みを伴うとても不愉快で厄介なものです。
ニキビなどの小さな傷から、ころんでできた傷、ピアスや手術、毛嚢炎などからもできます。それ以外にも、何もない場所に突然できたようなものまで様々です。
発生原因は遺伝やアレルギーなどとも言われていますが、ハッキリとした原因は見つかっていません。また、ケロイドができるのは人間だけで、黒人>黄色>白人で割合は多くなりますが、肌の色が原因ではなく体質の問題と言われています。
ケロイド体質の方が脱毛をすると、脱毛の照射によって肌が反応し、皮膚がピンク色に変色したりブツブツができてしまったり炎症を起こしてケロイドを作ってしまう恐れがあります。
肥厚性瘢痕と真性ケロイド
けがをして肌に残る傷痕には、ケロイドとケロイドによく似た皮膚性瘢痕という二つがあります。
この二つの違いについて見ていきましょう。
肥厚性瘢痕とは
体に何か傷ができたときに、体はその傷を早く治そうと皮膚のコラーゲンや線維細胞が分泌されます。
この時にこの分泌液が大量に作られすぎて、傷が赤くなり盛り上がったり、けがをしていない部分の皮膚よりテカテカしたりします。
これを肥厚性瘢痕といい、大きな傷や深い傷ができたときは誰にでも起こり、傷の範囲を超えて大きくなることはありません。
数ヶ月から数年は赤みを帯びていることもありますが、時間と共にその傷痕の色は落ち着いて他の肌と同じ色になり、目立ちにくくなります。盛り上がりも徐々に消えて柔らかい傷となり、適切な治療をすれば治る可能性があるものです。
やけどやナイフで切ったり、ペットに引っ掻かれてできた傷はこの症状が起きやすくなる傾向があります。
真性ケロイドとは
真性ケロイドは見た目こそ肥厚性瘢痕に似ていますが、できた傷の範囲を超えて正常な状態であった皮膚までも影響を及ぼし炎症を起こしている部分が広がってしまうという大きな違いがあります。
痛みやかゆみを担い、再発・増悪も多く治療効果が出にくいものです。
ケロイド体質と思い込んでいる場合も多い
できた傷が残りやすかったり、間違った知識や認識で自分はケロイド体質なんだと思い込んでいる方は多いです。そして、“ケロイド体質”は自分で判断するのはとても難しいものです。
残った傷痕がケロイドのようになってキレイに治らなかったり、少し盛り上がっているからといってケロイド体質と自己判断せずに、皮膚科で診断を受けましょう。
手術や怪我などではなく何の外的刺激がなくてもケロイドを起こしてしまう人のことを“ケロイド体質”といい、一般的な怪我や炎症で起こるケロイドとケロイド体質は別物になります。
ケロイド体質と思い込んでいる人は肌が弱い傾向アリ
ケロイド体質ではないものの、傷痕が残りやすかったりする方は肌が弱い傾向があります。
そのような方は脱毛の照射でやけどや炎症を起こしやすくなったり、色素沈着を起こしてしまったりする可能性もあるので注意しましょう。
どちらにせよ皮膚に心配がある方は、何かあったときに対処できる医療機関での脱毛がおすすめです。
まとめ
怪我の痕がケロイドっぽくなっていてもケロイド体質とは言い切れません。自己判断するのはとても難しく、専門家でも意見が分かれることもあるようです。
そのようにケロイド体質と思い込んでいる方には皮膚が弱い傾向である場合が多く、皮膚が弱いと脱毛でトラブルが起きやすいのでカウンセリングできちんと相談しましょう。
ケロイド体質である場合、医療機関の脱毛クリニックで脱毛した方が安心です。肌に合った脱毛を提案してくれるので「ケロイド体質は脱毛できないから…」と隠したりせずにきちんと打ち明けて下さいね。
私はケロイド体質ではありませんが、体の色んな場所に転んでできた傷痕やペットに噛まれたり引っ掻かれた場所がケロイドぽくなっている部分があります。ですが何も問題なく脱毛していますよ◎
肌に何かしら問題がある場合、脱毛は諦めなきゃいけないのかな…と悲しい気持ちになってしまうと思いますが、諦めずにまず治療することや、それでも脱毛できるクリニックを探してみて下さいね。
お肌に優しい脱毛方法を採用しているクリニックについても紹介しているので、少し心配な方はこちらの記事を参考にしてみてください^^↓