脱毛でほくろやシミが増えたって本当?脱毛レーザーでそんなことってあり得るの?

脱毛していてホクロが消えたといううわさや、逆にホクロが増えたなんていううわさも耳にしたことはありませんか?
そんなうわさを聞くと、そういえばこんなところにホクロあったっけ…?もしかした脱毛のせい?なんて不安になってしまいますよね。
メラニンに反応するレーザーで脱毛して、ホクロが消えることはあっても逆に増えることなんてあるのか。
「もともとホクロが多めの私は脱毛できないのでは?」「ホクロを増やさないための対策はある?」と言う疑問に答えていきたいと思います!
目次
うわさはウソ。脱毛でホクロが増えることはない
脱毛によるレーザーでホクロが増えたりするということは、科学的に証明されておらず、何の根拠もないただのうわさ話と思っていいようです。
ホクロは肌の色素細胞であるメラノサイトの働きが活発になり、メラニンを含む母斑細胞が集まってできるものです。
そのホクロができる原因として主にあげられるのは、太陽光などから発生している肌の細胞を傷つける紫外線を浴びるから。
脱毛で使われるレーザーの光は赤外線なので、肌にダメージを及ぼす紫外線とは全く違う働きをします。
しかし、脱毛によってホクロが増えたと感じる方は確かにいます。どうしてそのように感じてしまうのでしょうか?その理由を見ていきましょう。
ホクロが増えた気がするのはなんで?
ホクロが増えたと感じる原因①毛が無くなった分、元からあったホクロに目がいくようになった
脱毛することによって普段は隠れていた、または気にならなかったホクロに目がいくようになったことからホクロが増えたと感じることがあります。
また加齢などで自然に増えたホクロやシミを、脱毛のせいだと思い込んでるということも…。
それに、脱毛をしていることから自分の肌をこれまで以上によく観察するようになりませんか?そうすると「こんなところにもホクロがあったのか!」なんて思うことが良くるので、大体はこのような勘違いが原因ではないかと思います。
ホクロが増えたと感じる原因②レーザーで毛穴がやけどしたせいでほくろに見える
高い出力で毛根を死滅させる医療レーザーは、まれに毛穴がやけどをした状態になってしまうことがあり、そのポツポツがホクロやシミのように見えてしまう場合も。
やけどは一時的なものなので、1〜2週間程度で消えることがほとんど。オロナインなど塗って様子を見ましょう。
また、同じ事を繰り返さないためにレーザーの出力を下げてもらいましょう。我慢しすぎはまさに身体によくないのです!
ホクロが増えたと感じる原因③肌の奧にあったシミがレーザーに反応して表に出てきた
脱毛を繰り返すことによって、もともと肌の奧に隠れていたシミやホクロがレーザーに反応して表に出てきてしまうこともあるようです。
このような場合は時間と共に薄くなっていくので様子を見るか、気になる場合は皮膚科で治療してもらいましょう。
ホクロがたくさんあっても脱毛できる?
レーザーの光はメラニンに反応するっていうから、たくさんホクロがある場合はもしかして脱毛できないのでは?なんて心配する必要はありません。基本的にはシミやホクロがあっても脱毛はできます!
小さいものであればそのまま照射し、大きいものであればその部分を避けたり保護しながら当てるなどして対応してくれます。
ただ、大きくて濃いものなどで施術する看護師さんがやけどのリスクが高いと判断した場合は照射することはできないので、心配なホクロやシミがある場合は必ず相談しましょう。
ホクロを増やさないためにできることは?
せっかく脱毛して肌がキレイになっても、今度はホクロが気になるようになってしまうこともありますよね。
今あるホクロやシミが簡単に消えることはなくても、増やさない努力をすることは大切です。
ホクロを増やさないためにできる対策をご紹介します。
紫外線対策をする
先ほどもご説明しましたがホクロができる主な原因は、紫外線を浴びてメラニンがたくさん作られることであるため、紫外線に当たらないように注意しましょう。
日差しの強い日は屋外に出ないとか、日影に入る、曇りの日でも日傘を使ったり、UVカット素材の洋服を着る。
他には日焼け止めを塗ったり、サングラスをかける、紫外線対策がしっかりされた化粧品を使用するなどの対策を徹底しましょう。
ついつい日焼け止めを塗ったり日傘を差すのって面倒だったりして怠りがちですが、その積み重ねの努力が将来必ず報われると思います。
若い今は良くても、何も対策していなければ30代や40代で一気にホクロやシミが増えてしまうこともありますよ!
また日焼けしてしまった場合はしっかり保湿ケアをし、ビタミンをたくさん摂って下さい。
外部刺激を避ける
擦れたり圧迫されることで細胞が傷つき、ホクロができる原因になることもあるようです。
きつい下着や洋服、身体の一部分に熱や重量をかけ続ける、メイクや洗顔で必要以上に擦ったり、ブラシやスポンジで強い摩擦を起こすことは避けましょう。
また肌荒れを起こしている部分も刺激が加わりやすいので、ニキビやおできを無理につぶすのはシミの元です。
外部刺激が加わることによってできるのはシミやホクロだけではありません。シミやタルミもそうです。
とにかく皮膚はあまり触らないことが大切です。私もシミシワを増やしたくないので、物後ごろついた頃から顔は洗うときだけしか触らないようにしています。
汗を拭くときにタオルでゴシゴシするのも要注意です。
睡眠をしっかり取る
ほくろの原因となるメラニンを排出させるためには、肌のターンオーバーを活発にさせる必要があります。
成長ホルモンが多く出ると言われている夜10時〜2時までの間に眠るようにしましょう。
また、その時間に眠ることができなくても質の良い睡眠が取れるようにすることが大切です。
まとめ
ホクロでホクロやシミが増えることはなく、今まであったホクロが目に入るようになったことや、一時的なやけどなどが原因でそう感じてしまうことがほとんどなようです。
ホクロができるのは主に紫外線が原因で、脱毛に使われているレーザーは赤外線です。
この二つは全く違う働きをする波長の光なので、むしろ脱毛のレーザーはホクロやシミを消すために使われるものと同じものになります。
増えるどころか脱毛によってホクロやシミが薄くなったり消えたりするということですね!
またホクロが気になってきた場合や、そうでなくても肌のためにホクロができないように対策するようにしましょう!
脱毛後の保湿ケアも大切ですが、普段から紫外線を浴びない・肌への摩擦や刺激を避ける・睡眠を取るを心がけてくださいね(^^)
今の自分より年老いたときにどれだけキレイでいたいかということを考えると、面倒くささよりもちゃんとやらなきゃという気持ちが勝ってがんばれると思います。
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